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【選び方】ウォシュレットカタログの見方(品番選定)を徹底解説!

こんにちは!管理人のイチです。

ウォシュレット選んでみたけど間違えてないか不安…。
そもそもカタログの見方分かりづらい!

こんな悩みを解決できればと思います。

今回はカタログの見方についてわかりやすく解説します!

目次

カタログ表記について

「よし。瞬間式のウォシュレットに決めた!」と、いざカタログを開いた時に、なんかたくさん品番が羅列されており、ややこしくて「ん?何が違うの?笑」とちょいフリーズした管理人です。
瞬間式は『アプリコット』。貯湯式は『S』・『SB』とシリーズが存在しており、カタログはこんな感じになっています。

アプリコット(瞬間式)

2022.12 ウォシュレットカタログより引用

S・SB(貯湯式)

2022.12 ウォシュレットカタログより引用

なんか、アルファベットと数字ばかり、かつ様々な情報が詰まってて、よく言えば親切なのかもしれませんが、ちょっと分かりづらいですよね…。

これを少しでもわかりやすく解説していきたいと思います。

品番選定の流れ

品番選定の流れとしては最大3ステップで決めていきます。

STEP
機能(ベース品番)を決める。
STEP
タンクの仕様に合わせて手配品番を決める。(自動・リモコン洗浄の場合のみ
STEP
色を決める。

今回は下記条件を例に、ウォシュレット品番を選定する所までを解説します!
(実際に、管理人の実家の祖父母用に購入した時の条件です。)

【選定条件】
・条件①:リモコンで『便ふたの開閉』『トイレを流す』機能は欲しい。

・条件②:条件①を満たす物の中でなるべく安価な物。

・条件③:色は自宅の便器に合わせて『白』が良い。

早速詳細を見ていきましょう!

STEP

機能(ベース品番)を決める。

ここではシリーズごとの品番の見方について解説します。
品番の英数字は機能ごとに意味を持っています。
シリーズごとに見ていきましょう。

~アプリコット~ 品番(機能)の見方について

まずはアプリコットからです。
アプリコット全機種に共通で搭載している機能の一覧です↓

2022.12 ウォシュレットカタログより引用

標準機能でも必要十分な機能が付いています。
ここまでの機能は必ず付いてくる機能の為、取捨選択はできません。

肝心なオプション(追加機能)については、サイトから拝借しているカタログのデータはいじれないので似た表を用意しました↓
機能を色別に分けてみてますので意識してみて頂くとわかるかなと思います。

※並びはカタログと比較しやすいようにカタログに合わせてます。

スクロールできます
シリーズ名(型番)追加される機能機能説明(コメント💬)
F 3AW
(型番:TCF4833AS
※○:『K・M・F』などトイレを流す種類記号が入ります。
S:単純に品番の記号です。


価格:¥191,800(税別)

標準
おしり乾燥
3:においきれい
3:やわらかライト
3:自動(リモコン)ふた・便座開閉

A:自動(リモコン)流す
W:瞬間暖房便座

全機能搭載モデル。
F 3W
(型番:TCF4833S
S:単純に品番の記号です。

価格:¥181,000(税別)

標準
おしり乾燥
3:においきれい
3:やわらかライト
3:自動(リモコン)ふた・便座開閉

W:瞬間暖房便座

W:瞬間暖房便座…普段は便座の温度を抑え、人が近づいた瞬間に自動で便座の温度を上げてくれる節電機能
💬標準でも節電機能は付いてます。
F 3A
(型番:TCF4733AS
※○:『K・M・F』などトイレを流す種類記号が入ります。
S:単純に品番の記号です。


価格:¥181,800(税別)

標準
おしり乾燥
3:においきれい
3:やわらかライト
3:自動(リモコン)ふた・便座開閉

A:自動(リモコン)流す

💬予算があって最高機能が欲しいとしても管理人的にはこのモデルがおすすめです。『瞬間暖房便座』はちょっと苦手でした…。
F 3
(型番:TCF4733S
S:単純に品番の記号です。

価格:¥171,000(税別)

標準
おしり乾燥
3:においきれい
3:やわらかライト
3:自動(リモコン)ふた・便座開閉

💬『F3』以降は『おしり乾燥』も必ず搭載されます。
3:においきれい…アンモニアなどの臭いに集中的に働く脱臭機能
💬標準でも通常の脱臭機能は付いてます。
3:やわらかライト
人が近づくと自動でやわらかな光がトイレを照らしてくれる補助照明機能
3:自動(リモコン)ふた・便座開閉
…自動またはリモコンで便ふたと便座を開閉できる快適機能
F 2A
(型番:TCF4723AR
※○:『K・M・F』などトイレを流す種類記号が入ります。
R:単純に品番の記号です。

価格:¥149,800(税別)

標準
2:おしり乾燥
A:自動(リモコン)流す

F 2
(型番:TCF4723R
R:単純に品番の記号です。

価格:¥139,000(税別)

標準
2:おしり乾燥

2:おしり乾燥…温風でおしりを乾燥させる拭き取り補助機能
💬あくまで補助的なレベルかなといった感じでした。
F 1A
(型番:TCF4713AR
※○:『K・M・F』などトイレを流す種類記号が入ります。
R:単純に品番の記号です。


価格:¥128,800(税別)
標準
A:自動(リモコン)流す

A:自動(リモコン)流す…自動またはリモコンでトイレを流せる快適機能
F 1
(型番:TCF4713R
R:単純に品番の記号です。

価格:¥118,000(税別)

標準
アプリコットの基礎モデル。

~S~ 品番(機能)の見方について

次にSシリーズです。
Sシリーズ全機種共通で搭載している機能の一覧です↓

2022.12 ウォシュレットカタログより引用

これも必要十分な機能が付いていますね。
この機能も必ず付いてくる機能の為、取捨選択はできません。

肝心なオプション(追加機能)については、サイトから拝借しているカタログのデータはいじれないので似た表を用意しました↓
機能を色別に分けてみてますので意識してみて頂くとわかるかなと思います。

※並びはカタログと比較しやすいようにカタログに合わせてます。

スクロールできます
シリーズ名(型番)追加される機能機能説明(コメント💬)
S 2A
(型番:TCF6553A○)
※○:『K・M・F』などトイレを流す種類記号が入ります。

価格:¥136,800(税別)

標準
2:おしり乾燥
A:リモコン流す

全機能搭載モデル。
S 2
(型番:TCF6553)

価格:¥121,000(税別)

標準
2:おしり乾燥

2:おしり乾燥…温風でおしりを乾燥させる拭き取り補助機能
💬あくまで補助的なレベルかなといった感じでした。
S 1A
(型番:TCF6543A○)
※○:『K・M・F』などトイレを流す種類記号が入ります。

価格:¥128,800(税別)
標準
A:リモコン流す

A:リモコン流す…リモコンでトイレを流せる快適機能
💬自動では流せませんのでご注意ください。
S 1
(型番:TCF6543)

価格:¥118,000(税別)

標準
Sシリーズの基礎モデル。

Sシリーズは自動ではトイレを流せません。リモコンでの洗浄になりますのでご注意下さい。

~SB~ 品番(機能)の見方について

SBシリーズは機能の選択肢が無い為、1品番のみになります。

手配品番:TCF6623

2022.12 ウォシュレットカタログより引用

違いとしては『S1』と同機能で、操作部が壁のリモコン(S1)か、袖(SB)かの違いになります。

STEP

タンクの仕様に合わせて手配品番を決める。(自動・リモコン洗浄の場合のみ

タンクの種類やレバーの位置によって必要な部材が変わる為、手配時には注意が必要です。

パターンとしては3つです。

F1A(TCF4713AR)を例に解説していきます。

①4.8L洗浄便器の場合

2010年頃から販売されている4.8L(節水)タンクの場合は下記品番で手配します。

手配品番:TCF4713AKR

※内訳:TCF4713R(本体)・TCA320(便器洗浄ユニット)の2品番で構成されています。

【対象タンク品番】

SH596B 系・SH597B 系・SH598B 系・SH599B 系・SH400B 系・SH401B 系・SH332B 系・SH333B 系・SH334B 系・SH335B 系・SH330B 系・SH331B 系・SH320B 系・SH321B 系・SH230B 系・SH231B 系・SH232B 系・SH233B 系・SH220B 系・SH221B 系・SH214BA 系・SH215BA 系・SH214BAJ 系・SH215BAJ 系

TCA320 施工説明書より引用

②密結型便器:右側面レバーの場合

右の側面にレバーが付いているタンクの場合は下記品番で手配します。

手配品番:TCF4713AMR

※内訳:TCF4713R(本体)・TCA321(便器洗浄ユニット)の2品番で構成されています。

【対象タンク品番】

SH50B 系・SH51B 系・SH60B 系・SH61B 系・SH110B 系・SH111B 系・SH112B 系・SH113B 系・SH260B 系・SH261B 系・SS50B 系・SS51B 系・SS60B 系・SS61B 系・SS110B 系・SS111B 系・SS112B 系・SS113B 系・SS260B 系・SS261B 系・SH30B 系・SH31B 系・SH32B 系・SH33B 系・SH80B 系・SH81B 系・SH90B 系・SH91B 系・SH92B 系・SH93B 系・SH370BA 系・SH371BA 系・SH380BA 系・SH381BA 系・SH680B 系・SH681B 系・SS370BA 系・SS371BA 系・SS380BA 系・SS381BA 系・SH560B 系・SH561B 系・SH564B 系・SH565B 系・SH670B 系・SH671B 系・S790B 系・S791B 系・SS30B 系・SS31B 系・SS32B 系・SS33B 系・SS80B 系・SS81B 系・SS90B 系・SS91B 系・SS92B 系・SS93B 系・SS280B 系・SS281B 系・SS370BF 系・SS370BN 系・SS371BF 系・SS371BN 系・SS380BF 系・SS380BN 系・SS381BF 系・SS381BN 系・SS680B 系・SS681B 系・S770B 系・S771B 系・SS270B 系・SS271B 系・SS430B 系・SS431B 系・SS670B 系・SS671B 系・SS770B 系・SS771B 系・S516(B 系)・S517(B 系)・S518(B 系)・S546 系・S710BN・S721BN・S730(B 系)・S731(B 系)・SS590B 系・SS591B 系・SS594B 系・SS595B 系

TCA321 施工説明書より引用

③密結型便器:前面左レバーの場合

左の前面にレバーが付いているタンクの場合は下記品番で手配します。

手配品番:TCF4713AFR

※内訳:TCF4713R(本体)・TCA322(便器洗浄ユニット)の2品番で構成されています。

【対象タンク品番】

S710B 系・S721B 系

TCA322 施工説明書より引用
STEP

色を決める。

現在本体色は4色展開となっております。

2022.12 ウォシュレットカタログより引用

まずは自宅のタンクや便器に合わせるのがベターになると思います。
色記号は『#NW1』など、『#』までは共通で、その後の『○○○』で色が決まります。
ウォシュレットのふたを上げた所や、タンクの側面などにラベルが貼ってある事が多いので、それで判断するのが良いと思います。

白が紛らわしく、少し前まで『#N11(ペールホワイト)』という色が存在していました。
ペールホワイトは廃番になってしまったようで、現行の『#NW1(ホワイト)』での対応になるようです。
過去ペールホワイトの便器にホワイトのウォシュレットを付けていましたが、個人的には違いが分からない程度に違和感はありませんでした。

選定条件にあったウォシュレットはこれ!

今回例にした選定条件は下記条件でした。

【選定条件】
・条件①:リモコンで『便ふたの開閉』『トイレを流す』機能は欲しい。

・条件②:条件①を満たす物の中でなるべく安価な物。

・条件③:色は自宅に合わせて『白』が良い。

この条件に合致するウォシュレットを見ていくと、
リモコンで便ふたの開閉やトイレを流す事ができるのは、『TCF4833AKS(F3AW)』か『TCF4733AKS(F3A)』…(条件①)
かつ安いのは『TCF4733AKS(F3A)』…(条件②)
色は白だから『#NW1』…(条件③)

結論!

手配すべき品番はTCF4733AKS#NW1となります。

最後に

今回はカタログの見方について解説しました。
少しでもウォシュレット選びの参考になれば幸いです。

以上、『ウォシュレットカタログの見方(品番選定)を徹底解説』でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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